最後の武奈ヶ岳 〜坊村から武奈ヶ岳へ〜 volume3
2005年3月27日(日) 晴れ、風弱し 視界よし 池田宅外気温 4℃
びわ湖バレー積雪150cm 最高気温7度
装備・・・靴 アクGTX、ザック カリマー9.3kg
池田駅6:48→梅田7:05・・・大阪7:26?→京都 8:24?→堅田駅8:34?
堅田駅より8:45発江若バスで坊村へ9:35
坊村9:45→御殿山11:38→ワサビ峠
→武奈ヶ岳山頂12:35→イブルキのコバ13:29→ロープウェイ山頂駅14:05→
北比良峠経由: カモシカ台→大山口15:33→イン谷口15:55→比良駅16:25
東京への転勤が決まり、比良山系への山行もこれが最後となるだろう。
ここ数年、比良にはまった。
想いはますます、募る。装備も充実してきた矢先であったが、やむを得ない。
であれば、最後の山行は比良山系のなかでも、最も愛する”武奈ヶ岳”しかないだろう!
坊村からの御殿山ルートで武奈ヶ岳を目指す。
坊村へは江若バス・朽木学校行きに乗る。
この便は日に3本しかないので堅田駅8:45発に乗るしかない。乗客は多く 座れない人もいる。
坊村手前で団体さんが降りた。
バス停でもないのに。江若バスはどこにでも止まる
「比良山荘」、一度は入ってみたい。だが、それも夢に終わるだろう。
武奈ヶ岳の雪解け水が冷たそうだ。
御殿山コースへの取り付きは比良山荘の前を通り、明王院を左に曲がったところにある 。相変わらずの退屈な登りだ。
桜の咲くこの季節、雪はない。先日梅田阪急イングスで 買った、コロンビアのサマーセットジャケットを装着。
なかなかいい。思った通りだ、だが、 これを着て山行はできない。今日は天気もよく暑い。久しぶりだ山行でこんなよい天気。
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←途中、このあたりで、独り、自分の写真を撮ろうとしていた女性に出会い、
つい、「撮りましょうか?」と声をかけてしまいました。
足跡はその女性のものと思います。
その状況はビスタ〜リさんの「ビスタ〜リ山日記」をご覧下さい。
また、そのときの私の気持ちは、ブログ「比良探検隊閑話」に記しました。
(2006.02.21 追記)
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山ガール 御用達グッズ
取り付き地点からしばらく雪はない。高度を稼ぎ御殿山近くになるとシャーベット上の雪景色。やがて空の“青”が
眩しい。今日は最高の天気だ。しかも風がない。夜には雨になるらしいが・・・
・
御殿山からの西南稜はまさに絶景。いつもながらすばらしい。ここで大福を食す。あまり食欲がない。
山頂を少し下ったところがワサビ峠であるが気が付かず通り過ぎる。
西南稜を満喫し武奈ヶ岳山頂を目指す。御殿山から12本アイゼンを装着。(6本で充分だが、これしか持ってこなかったのでしかたない)
山頂手前は結構な急登。アイゼンと
ポールとの愛称は抜群。
山頂で記念撮影し後ろ髪を引かれながらも、武奈ヶ岳をそうそうに立ち去る。帰りは北比良峠経由イン谷へ。このコース今
シーズンはお約束のコースとなった。
ダケ道は既に雪がほとんどなく、あいかわらず、歩きにくい。崩れている個所も多い。3月末のせいか
ロープーウェイ山上駅跡からイン谷までだれとも会わず。恐いくらいだ。この一ヶ月でイン谷ルートはシーズンを終えてしまったのだ。残念!
淋しいぞ。誰もいないイン谷は!
何も語らず俺を見送ってくれる武奈ヶ岳に”さよなら”を言って比良駅に向かった。
PS スノーシューを持っていくか迷ったが、持っていかなくてよかった。まったく必要なし! でもバスの中に一人いたぞ!
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武奈ヶ岳へ
たくさんの思い出をありがとう!
必ず、また、登りたい。
これが本当に「最後の武奈ヶ岳」とならないように。
比良山系武奈ヶ岳 2011年版 (山と高原地図 45)
比良山荘の一年 京の山里 かくれ宿 |