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平標山 ・・・谷川連峰の西端に位置する、花の百名山に登る

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平標登山口平標登山口

平標山 ・・・谷川連峰の西端に位置する、花の百名山に登る

2007年8月12日(日) 天気・・・晴れ。気温35℃(下界) 全国的に晴天。


平標登山口8:05→巨大鉄塔9:15→松手山10:05→平標山11:50 (大休止) 12:20→平標山ノ家13:10 13:35→平元新道登山口14:45→長い林道を通り登山口駐車場15:40

平標山付近の地図
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10ヶ月ぶりの山行に心がはずむ。

平標山(たいらっぴょうやま)は谷川連峰の左端に位置する「花の百名山」にも選ばれるほどの山だ。

苗場プリンスホテル近くの宿を出て湯沢方面に進む。登山口まではすぐだ。 国道17号線沿いにある「平標登山口」に車を停める。100台くらいは停められそうな綺麗に整備された駐車場でトイレもある。

登山口から別荘地をしばらく進むと、「熊出没注意」と書かれた(松手山経由)登山口の道標がある。 ここから、120mの巨大鉄塔(1,411m)を経て松手山(1613.6m)までの急登が始まる。

このところ猛暑が続き朝から気温は上がっているが、山の西側からの登頂で、しかも木々の中のルートのため 直射日光があたらないのが幸いだ。だが、 シャツはびっしょり。額からは汗が流れ出る。

今回のメンバーは、70歳を超える夫婦とその孫娘(11歳)、そして私だ。 年齢的には私が最も頑強そうであるが、70歳超夫婦は前月、北海道最高峰「旭岳(大雪山)2,290m」 を登ったばかりのつわものだ。 私が先頭に立ったが、既にバテぎみ。こんなことだと11歳の小娘にも「やられて」しまいそうだ。

途中何回も水分補給のため小休止をしたが、道が狭く休憩場所を探すのも大変だ。 やっとのことで、巨大鉄塔へ到着。何組かが日陰で休んでいるが、我々の日陰はなく、やむなく松手山を目指す。

松手山まで行けば、急登も終わる。その後は景色のよい稜線に出るハズである。

登るうち光が射し、景色がよくなっていく。松手山山頂が見えてくる。そこには多くの人が休憩しているようだ。 今までの暗い気分が晴れ、気のせいか足取りが軽くなっていく。

松手山山頂で休憩。ここまで来ると高度感もあり、越後の山々が見える。苗場スキー場も良く見える。だが、そこは苗場山ではなく「筍山」(1789.7m)だ。 百名山の「苗場山」(2145.3m)はずっと右側(松手山より)に位置し、山頂には周囲10kmにも及ぶ高層湿原が広がる名山である。

ここからは、景色抜群の稜線を進む。天気もよく最高だ。 しばらく進むと展望のよい尾根道には高山植物が広がる。花の名前はわからないが色とりどり野草が草原を想わせる緩やかな斜面に絨毯のように咲いている。

そのすぐ上部が「一ノ肩」と呼ばれるところのようだ。ここから右手に進むと目指す平標山がそびえる。山頂までは傾斜がほとんどない尾根歩きとなり、このあたりが本日のクライマックスといえる。

山頂は「平標山」という名のごとく何組もの登山客が休め、緩やかな草原のようだ。 ここで昼食。大休止をとる。

風が強く、さっきまでびっしょりだったシャツは既に乾いている。 やはり、シャツはポリエステル系のものに限る。 山頂にはワンゲルの若者もいたが、小中学生は少なかった。11歳の小娘は良く頑張った。だが、これからが大変なことになるのだが・・・

やはり、ここまで来れば谷川連峰最高峰の「仙ノ倉山」(2,026.2m)に行きたいものだが、往復我らだと2時間くらいはかかりそうなので、後ろ髪を引かれる思いで、「平標山ノ家」へ下る。

山ノ家までの下りは木道が整備され、雄大な仙ノ倉を見ながら歩けるのでよいが、階段状の下りで足には堪える。先ほどまで元気だった小娘も「ヒザが勝手に震える」と言い出した。痙攣しているようだ。やはり、足にかなりの負担がかかっているのであろう。 湿布をしたり、休憩を多くとって何とか下山したい。ここから「おんぶ」では、こちらが「やられて」しまう。

「平標山ノ家」は昨年(2006年)建て替えられた綺麗な山小屋だ。隣接して避難小屋もある。自己責任の「水」もあり100円払ってトイレも利用できる。 そのうえ、眺めも最高だ。下ってきた「平標山」、「仙ノ倉山」、「エビス大黒ノ頭」(1888m)など谷川連峰の名峰たちが一望できる。もちろん、ここで小休止。

ここからの平元新道はブナの生い茂る森林地帯で、またしても整備された木道が続く。 疲労した足には堪える。 ゆっくり歩きながら、休憩も多めに進む。湧水があり、熱くなった体を濡らした。この少し先で平元新道は終わる。

この後は「上信越自然歩道」という退屈な林道が延々と続く。小一時間歩くと駐車場にたどり着いた。

約7時間30分の山行。休憩が多かったとはいえコースタイムを大幅に上回ってしまったが、競争ではないのでやむを得ない。

帰りに登山口近くにある「宿場の湯」(大人600円、子供200円:露天風呂はありません)で疲れを取って宿に帰った。


(歩行中の喫煙について)

松手山までの急登中、休憩を取っていると、歩きながら喫煙している登山者がいた。狭い山道で私のすぐそばで煙を吐き、しかも、煙草を捨て登山靴で消していた。私の山行経験は少ないが、登山中しかも、狭い山道で歩きながらの喫煙者を見たのは初めてだ。
そのうえリーダーのようだ。 「山」といっても「世間」の縮図である。いろんな人がいる。登山者すべてが山を愛し、自然を大切にするものとは限らないが・・・

気になるのは、彼ら一行(男女)で喫煙しているのはそのリーダーのみ。これも、一種の「パワーハラスメント」なのでは・・・と思ってしまう。

【谷川連峰関連情報:「比良探検隊」より】
2006.05.01 【ゴールデンウィーク まだ雪残る谷川岳山行
2005.08.07 【谷川岳 天神尾根

【登山情報】
山と高原地図 16.谷川岳 苗場山・武尊山2012

松手山ルート(熊出没注意)
松手山ルート(熊出没注意)
急登が始まる
急登が始まる
巨大鉄塔まで、もう一息
巨大鉄塔まで、もう一息
巨大鉄塔 (1,411m)
巨大鉄塔 (1,411m)
松手山が見える
松手山が見える
松手山山頂 (1613.6m)
松手山山頂(1613.6m)

平標山(左ピークは「一ノ肩」、山頂は中央右のピーク)
平標山(左ピークは「一ノ肩」、山頂は中央右のピーク)

「一ノ肩」直下のお花畑
「一ノ肩」直下のお花畑 【拡大写真
平標山から「一ノ肩」を見る
平標山から「一ノ肩」を見る 【拡大写真
平標山から仙ノ倉山を見る
平標山から仙ノ倉山を見る 【拡大写真
お約束の「ご満悦」ポーズ
お約束の「ご満悦」ポーズ
昨年建て替えられた「平標山ノ家」 (バックの山が平標山)
昨年建て替えられた「平標山ノ家」 (バックの山が平標山)
「エビス大黒ノ頭」(1888m) 右端が仙ノ倉、鐘を撞く小娘
「エビス大黒ノ頭」(1888m) 左端が仙ノ倉、鐘を撞く小娘
平元新道
平元新道
平元新道登山口
平元新道登山口
長く続く林道
長く続く林道
帰りに寄った「宿場の湯」
帰りに寄った「宿場の湯」
   
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