武庫川渓谷を走った旧福知山線 |
旧福知山線廃線探検と中山連峰(大峰山)
2003年10月19日(日)
気温23度 長袖Tシャツにデサントジャージが丁度よい。
生瀬駅(8:30)→旧福知山線跡→大峰山(552m)→中山寺→中山駅(14:00)
・以前から気になっていた廃線トレッキング。複線電化に伴い廃線となった旧福知山線。往時武庫川渓谷を通る汽車からの景色はさぞや、すばらしかったであろう。
・自宅の池田より生瀬駅へ到着。ネットで、事前調査をかなりしていたので、廃線コースの取り付きに無事行くことができた。よく調べて行かなかったら、廃線コースに辿り着くまで苦労したことであろう。先達に感謝。
・生瀬駅を降り、国道176号線(通称:イナロク)に沿って「木之元バス停」を目指す。バス停付近から武庫川方面へ降りる小さな階段を下り民家が並ぶ閑散とした道を少し戻る感じで進む。右へカーブする角の民家(確か犬がいた)の脇の細い道を降りていくと、目の前が武庫川となり、そこが旧福知山線:廃線トレッッキングの始まりだ。
・廃線コースはとてもいい感じ。レールの取り外された枕木に趣きがある。
・昔は少ない交通の手段として活躍していたであろう旧福知山線。今となっては淋しい。
・しばらく進むと、トンネルが現れる。武田尾駅まで6つあるらしい。単線のトンネルとあってとても小さいトンネンルである。
・生瀬から2つめの北山第2トンネルが一番長い(413m)。もちろん、トンネル内は真っ暗だ。懐中電灯の類は必携である。トンネルは長く曲がっているものもあるので、途中で前も後ろも真っ暗になるところもある。ライトがないと歩けないが、トンネル内は比較的歩きやすくつまずくこともないだろう。ただ、水がでているところがあり水溜りもあったのでそのあたりは注意が必要だ。
・3つめのトンネルを過ぎると、鉄橋が現れる。鉄橋には作業用の通路がありそこを歩けば、問題なく通れる。トンネルあり、鉄橋あり、廃線トレッキングも結構楽しい。
・さらに進むと、JR西日本が立てた看板がある。要するに、「危険だから立ち入るな!怪我しても、JRは責任持ちません。」という内容だが、既にりっぱな廃線トレッキングコースとなっている。
・「桜の園」から廃線ルートをはずれ、中山連峰の大峰山(552m)を目指す。
・このあたりから、やっと山登りトレッッキングとなる。大峰山は標高も552mしかなく、山頂からの景色も悪いが、廃線トレッキングコースの一部とすれば、楽しめる。
・こちらは気合を入れた格好をしていても、途中で出会う人の中にはサンダル履きの散歩スタイルの男性もいたりして、やや興ざめした。
・中山寺奥之院は紅葉が始まり、もう少し後が見ごろか!
・中山寺(中山観音)で「うどん」を食べ、池田の自宅に帰った。阪急宝塚線中山駅から池田駅までは10分程度。近くてお金もかからず、楽しい体験ができ、満足な一日であった。
PS
コロンビアのトレッキングシューズ「ディアブロパス」 は、買ったばかりで足になじまず、くるぶしが痛くなり、途中歩けなくなり何度も休憩した。馴染むまでに時間がかかりそうだ。
この程度のトレッキングでも事前調査は重要だ。手を抜くと、つまらぬことで時間のロスをすることになる。
そういえば、一番長いトンネルでは子供のお化けがでると、ネットのどこかに書いてあったが、でなかったな〜。
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