大雪注意報後のダケ道 2005年2月27日(日)
大阪は晴れ マイナス1℃(池田宅) びわ湖バレイ積雪210cm
装備・・・靴 アクGTX、ザック カリマーリッジ 40L(12.5kg)、
スノーシュー持参、アイゼンシャルレ12本
池田6:34→梅田6:54・大阪7:07→堅田8:00→比良駅8:14
山行:比良駅8:30→イン谷9:23→→北比良峠11:36→北比良峠経由大山口
15:26→比良駅16:20
雪
2月26日、大雪注意報発令、一晩中降り続いた雪はトレースを消した。びわ湖バレイで積雪前日比+30CMの210CM。パウダースノー
。
駅
山科を過ぎると雪景色。
比良では駅前も積っている。
こんなに雪を見るのは初めて。今年の雪は多い。
国道からイン谷への道はしっかり積ってトレースあり。お陰で、裏道を覚えた。
ダケ道
既に先発隊がトレースを作っている。トレース泥棒といわれてしまうが、俺の実力ではとても一人で北比良峠まのでラッセルはできない。有難い。だが、途中夏道から外れたところがあり、崖の急登となった。
新雪
パウダースノーはワカンもスノーシューも効かない。ずっぽり潜る。しっかり締まった雪でないとスノーシューとて膝まで潜る。ただ、つぼ足よりましであろう。新雪でももっと効くと思った。膝まで潜ったときは自分の力量では、前日に大雪が降ったあとの単独行はきわめて危険であると痛感した。
膝痛
登りの後半から左膝痛が起こった。新雪でよく右足が潜ったため左足に負担がかかったためであろう。
スノーシューは結局、下りにしか使用しなかったが、やはり、登りの途中、カモシカ台手前あたりから使用すればよかった。そうすれば、膝痛は防げたかもしれない。その上、体力も温存できた。
1月末、20KG近く背負ったときでも膝痛は起きなかったが・・・これは危険。以前、武奈ヶ岳手前で膝痛が起きたがそのときはリフトとロープーウェイがあったので助かった。
曇り止め
前日、メガネにしっかりと曇り止めを塗ったが、すぐにとれ、役に立たなかった。オーバーグラスも同じだろう。
これには結構まいった。対策必要。真っ白で何も見えなくなる。特に登りで息が上がっているときはなおさら。
グローブ
北比良峠に着いた時点でグローブはびっしょり、交換しようと素手になった途端、急に指先からしびれが来た。濡れていたからだろう。このままでは凍傷になるなと直感した。すぐにスキー用手袋をはめたが
しばらくグローブの中の指がしびれていた。これも危険。予備を忘れていたら大変だ。いつも思うが、1000m付近から急に寒くなる。ダケ道の中ほどではこうはならないと思う。
ちなみに防水スプレーはあまり役にたたない。結局アウターもそうだが、ゴアテックスに限るということになるのだろう。コロンビアのハードショルの内側は汗でびっしょりだ。なお、こんなときは脱ぐのは危険あっという間に体が冷える。今回はすぐに、濡れていないジャージを羽織り、濡れたシェルを着たが、それでもしばらくすると暖かくなった。
換えたグローブはあっという間に凍りついた。これまた危険。
でも・・・雪山って楽しいな〜。
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